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2013年11月20日 (水)

自作薪ストーブ2013年型

さて、ツーリングネタが幾つか溜まっているのだが、その前に今期作成中の
薪ストーブネタを書いて置く。

去年の11月に自作薪ストーブ2012年型(初代)を作った。
あれから1年、国内、海外メーカー各社も新型の薪ストーブを発売しているのを
見て、そろそろ自作の虫が疼きだした。

  • キャンプ用薪ストーブ その1 接触編 2012.11.14

  • キャンプ用薪ストーブ その2 市販薪ストの市場調査編 2012.11.19

  • キャンプ用薪ストーブ その3 製作検討編 2012.11.22

  • キャンプ用薪ストーブ その4:自作加工 前篇 2012.11.28

  • キャンプ用薪ストーブ その4.5:自作加工 後編予告 2012.11.30

  • キャンプ用薪ストーブ その5:自作加工 後篇 2012.12.03

  • キャンプ用薪ストーブ その6:自作薪ストーブ 実践投入篇 2012.12.04

  • キャンプ用薪ストーブ その7:自作薪ストの問題点 2013.01.09
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    自作薪ストーブ2012年型(初代)の問題点
    ワンシーズン使った結果、設計時には気づかなかったり、気づいていたが放置
    していた問題点が色々と見つかっていた。
    ソロ用途で使う分には工夫次第で許容できる範囲だったが、第二世代型では問
    題点は設計時点で回避しておきたい。

    建て付けが悪い
    以前の記事に書いたが、背面は段差無しの皿、前面は段差のある皿を使ってい
    るため、段差の部分に丸めた板がひっかかってシリンダーのハマリが悪い。

    不安定
    煙突支えの脚を流用しているが、不安定なのでグラつく。

    燃焼効率
    シリンダーの構造上、底側に隙間が開いているがこれが空気の流入口となって
    いる。一晩燃やすと、底に灰が溜まり空気の流入量が減るため燃焼効率が落ち
    る。
    底板にメッシュパネルとも考えたが燃焼室が狭くなるので採用しなかった。


    自作薪ストーブ2013年型の検討
    基本性能
    現状考えている基本性能はこんな感じ。
     ◎:必須条件
     ○:あれば良い条件
     △:冗長だが、あれば便利、見栄えが良い等

    ◎煙突を背面出し(横引き煙突)にする
    ◎折り畳み可能
    ◎燃焼効率を上げるため、中敷としてメッシュプレートを設置
    ◎初代同様にコンロとして使用可能にするため、上下の強度を確保
    ◎初代より大型化
    ○安定して設置可能
    ○某S社の薪ストにあるようなアンダーヒートシールド取り付け可能
    △中の炎が見たい
    △細かい部品の削減(ネジとか、止め具とか)
    △薪スト下部の余熱でピザ焼いたり、簡単な調理がしたい。

    形状:基本思想
    初代は煙突支持架で作った枠の中にシリンダーを吊るして設置する形状とし、
    上部に鍋を置いてもシリンダー本体に荷重が掛からないように作った。
    今回も同様の作りにするが、大型化するので底部の強化を行いつつ、アンダー
    ヒートシールド部で簡単なピザが焼けるようにする。

    基本的には、Titanium GoatのWiFi StovekifaruのOval Stoveのような縦方
    向の楕円型シリンダーストーブと言うべき形状にする。
    但し前者は四本の支柱で、後者は筺体本体で上下を支えるタイプとなっている
    が、自作第二世代型では前者の構造を採用する。

    形状:実際のパーツ検討
    設計図は脳内にしかないが、必要部品は以下とする。
    ・天板、底板
    ・側板(前、側板が繋がっていても良し)
    ・背板(煙突を背面出しにするため)
    ・薪投入扉
    ・天&底板固定兼、脚の棒
    ・煙突エビ管(横引き→上部へ方向を変えるため)
    ・煙突(横に引いた距離の3倍以上の長さ)
    ・天板その2(メッシュプレート又は焼き網)
    ・底板その2(アンダーヒートシールド)
    ・煙突(従来の煙突を流用するので、1本辺りφ75x1000mmとする)
    ・その他考えられる部品
     横引き煙突支持架、ペグダウン&底部安定化のためのベースプレート

    形状:パーツ流用
    検討したパーツのうち、他のメーカー、用途の製品で流用可能なモノが無いか
    探してみた。

    ・エビ管(横引き→上部へ方向を変えるため)
      小川キャンパルのちびストーブ用のエビ管
     4,800円
    ・薪投入口扉
     薪ストーブの有名メーカーホンマ製作所で時計型ストーブが販売されている。
     これのオプション品で「時計型薪ストーブ用 ガラス付き替え扉」があるので
     流用する。
     楕円ストーブで前面は湾曲するように作るから、この扉に合わせてカーブを
     作れば良いだろう。
     1,330円
    ・背板に取り付ける排気穴
     住宅の壁面に取り付けて自然吸気するための建材を利用してみようか。
     背板の内側から外側に突き出すように組む事で、外部煙突と連結するための
     頑丈な突き出し部分となる…予定
     素材はSUS304なので耐食性はそれなりに高い筈。
     680円

    形状:製作サイズ
    最小・最低サイズを検討しよう

    □最低サイズ
    ・大手ピザ屋のMサイズはφ250mm
    ・日本ハムの石釜工房は9インチ(≒27.5cm)
    ・薪の長さは一般に350~450mm
    ・中敷の高さは15mm以上は欲しい
     快速旅団のKEN-Gの燃焼室高は245mmなので足して260mm

    □最大サイズ
    ・本間製作所の時計2型薪ストーブ以内
    ・時計型は脚が短いので、時計型筺体部分+脚のサイズまで

    □燃焼室部分&全体サイズ
    ・燃焼室は
     最低でW280xD350xH260mm
     最大でW350xD520(背面煙突突き出し含む)xH300mm

    時計型ストーブのオプション扉のサイズや、市販しているステンレス板のサイ
    ズで補正した結果が以下となる。

    燃焼室筺体 W300xD350xH300
    脚部の高さは70mm、背面煙突突き出し50mmを
    足して使用時サイズはW300xD400xH370
    でかいな……試作模型次第で更にサイズが変わるかもしれない。


    試作模型
    前回同様に原寸大模型を試作する所から始めよう。

    模型素材
    前回はPET板で試作したが、手元に丁度良いブツがあった。
    →Amazonの配達箱 W250xD330xH120が2箱
    →快速旅団のφ75巻き煙突(未使用)が1本

    更に必要と思われる材料を先行投資で調達
    ・ホムセンで買ったφ8x900の木の棒が2本(150円)
    ・本間製作所 時計型薪ストーブ用オプション扉
    ・小川チビストーブ エビ管
    ・φ75ステンレスガラリ


    試作開始:パーツの作成
    ・Amazonの配達箱を高さ2cm残してぶった切る。天板、底板用
    ・配達箱の蓋を切り取っておく。アンダープレート他
    ・背板として、配達箱の中敷に穴を開けておく
    ・天板、底板、アンダープレートの四隅に穴を開ける。
    ・木の棒の下から7cmにガムテープを巻いて置く。

    試作開始:仮組み
    仮組みなのでガムテープでベタベタと位置合わせしてみた。


    前面蓋はガムテープで固定して大体の位置を決めた。
    前面

    側面から見ると、前面に扉、背面に横引き穴が突き出ている。
    側面

    背面から見ると、ステンレスガラリでは空気の排出が少ない気がしてきた。
    エアコン用のスリーブキャップもφ75があるから、そちらに替えるかもしれない。
    ステンレスガラリ

    エビ管付けて見た。
    最終版では、エビ管の下に煙突支えをするつもりだ。
    エビ管

    バラしてみた。
    筺体の側面板は、エビ管の中に丸めて入れてある。
    最終版では、これに中敷、中子(火止め)が追加され、天板と底板はスタック
    収納ができるようにサイズ調整する。
    バラしてみた

    板金見積り
    相変わらず高いのか安いのか判らないステンレス板の見積依頼を出している。

    Shop O・S小口シャーリング)
     楽天市場店が休止中のためメールにて確認した結果
     ステンレス板SUS304CSP 0.2x320x1000 3,360円(税別)
     送料700円(税別)
     代引きの場合手数料400円(税別)
     納期2~3日
     
    ばねこむ
     ステンレス板SUS304CSP 0.2x400x1000 5,000円(税込)
     送料(銀行振り込みなら無料)

    ばねこむに以下で見積依頼中してみた結果
     問い合わせフォームでした所、3日経っても回答なし
     再度質問した所電話にて確認連絡があり、シャーリング機が無いので特注は受けられないとの事
     ステンレス板SUS304CSP 0.2x350x1000 

    板が入手できたら、試作最終型を作ってから本番の作成に取り掛かろう。

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    コメント

    こんばんは。

    先程僕もストーブの話を書いたところですが、公開設定は22日にしています(^^;

    新型、かなり良い感じですね!
    完成が楽しみです(^^)

    投稿: ピノ | 2013年11月20日 (水) 18:41

    >>ピノさん
    こんばんわ
    公開予定の記事を楽しみにしつつ、こちらも材料の発注をかけました。
    最終的な燃焼筐体のサイズは高さ320になりました。
    中子(火止め)や、中敷のサイズ検討もしながらのんびり作ろうかと思います

    投稿: 神流(かんな) | 2013年11月21日 (木) 21:17

    はじめまして。facebookから来ました。
    折りたたみのストーブ素敵ですね!
    私も今度薪ストーブを作ってみようと考えています。(折りたたみ構造ではありません)
    興味あるブログだったのでコメントさせていただきました。

    投稿: 山中 | 2013年12月 5日 (木) 17:35

    >>山中さん
    はじめまして、ご覧頂き有難うございます。
    薪ストーブの世界は奥が深くて、空気の流れとか二次燃焼とか
    色々考えるほどに面白いです。
    薪スト作成がんばってください^^

    投稿: 神流(かんな) | 2013年12月 6日 (金) 09:02

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