夏用エアマット購入
悩んでいた理由なんぞ
エアマット構造を調べると、形状で3種類、空気の入れ方別なら3種類、バル
ブ構造2種類で分類できるようだ。
放置しておくとある程度勝手に空気が入るインフレータブルマットについては
今回は対象とせず、純粋に空気のみで膨らませるエアマットの比較をしてみよ
うか。
形状
a)大きな凸凹の無いフラットなタイプ
b)丸太が縦に束ねてあるようなタイプ
c)丸太が横に束ねてあるようなタイプ
空気の入れ方
x)内蔵ポンプ
y)外付けポンプ
z)息を吹き入れるタイプ
バルブ構造
α)バルブをネジって空気の導入口を開き、空気を入れるタイプ
β)穴と蓋だけのタイプ
断熱性
夏用と割り切っているので、Downmat7のような高断熱性能は不要。
BigagnesとExpedのサイトから最低温度域を調べてみた。
・BigAgnes
R-Value1.0の最低温度域は2℃~
R-Value4.1の最低温度域は-10℃~
・Exped
R-Value0.7の最低温度域は11℃~
R-Value3.1の最低温度域は-4℃~
自分の夏用装備は北海道ツーリングの7~8月を基準に考えるのだが、北海道の
夏の最低気温は寒くても10度を下回らない
経験上寝袋の対応温度域+30℃を越えると寝苦しくなる。例えば耐寒-20℃の
寝袋を使い、気温10℃で寝ても何とか寝られる感じだろうか。
また夜間25℃を越えたらキャンプはしないので、25-30=-5度以下は不要として、
前述のデータと併せてR-Valueでの耐寒性能を考えてみると…
R-Valueで0.7~3.0を考えれば良いかなと思った。
有名メーカーのエアマットを分類してみよう
therm-a-rest
製品名:サーマレストNeo-Air
形状:c)丸太が横に束ねてあるようなタイプ
注入:z)息を吹き入れるタイプ/y)外付けポンプ(別売り)
バルブ:α)ネジこみタイプ
R値:3.2
備考:NEMOも同じCタイプだが、寝返りを打つ=体が横に転がりやすいので
気が付くとマットから落ちている事がありそう。少なくともNEMOの
AstroAirでは落ちたorz
mont-bell
製品名:U.L.コンフォートシステム エアパッド
形状:b)丸太が縦に束ねてあるようなタイプ
注入:z)息を吹き入れるタイプ
バルブ:z)息を吹き入れるタイプ
R値:不明
備考:よく見たこと無いので不明
BigAgnes
製品名:エアコア レクタングラー
形状:b)丸太が縦に束ねてあるようなタイプ
注入:z)息を吹き入れるタイプ
バルブ:z)息を吹き入れるタイプ
R値:1.5
備考:バルブのベースが金属で耐久性がある。
Exped
製品名:ダウンマット7
形状:b)丸太が縦に束ねてあるようなタイプ
注入:x)内蔵ポンプ
バルブ:β)穴と蓋だけのタイプ
R値:5.9
備考:ポンプを押すのに一苦労
製品名:ダウンマットUL7
形状:b)丸太が縦に束ねてあるようなタイプ
注入:y)外付けポンプ
バルブ:y)外付けポンプ
R値:5.9
備考:今までで一番空気を入れやすいマット
mammut
製品名: Light Pump Mat 7.5
形状:b)丸太が縦に束ねてあるようなタイプ
注入:x)内蔵ポンプ
バルブ:β)穴と蓋だけのタイプ
R値:4.1
備考:現物を見たことないので不明
NEMO
製品名:Astro Air
形状:c)丸太が横に束ねてあるようなタイプ
注入:z)息を吹き入れるタイプ/y)外付けポンプ(別売り)
バルブ:α)ネジこみタイプ
R値:不明、3シーズン対応
備考:購入後2年も経ってないのに空気抜けるようになった。
バルブベースがプラスチックでそのあたりが弱いらしい。
全部の空気をふき入れるまでに軽くふらふらする。
経験上欲しいマットタイプ
形状:b)丸太が縦に束ねてあるようなタイプ
Nemoの横ビームタイプだと、Hubbaのような狭いテントなら問題無いが
KIVAのように広いテントだといつの間にかずり落ちている事があるので
縦ビームタイプが良い。
注入:どのタイプでもいいが楽に入れられるタイプが良い
押して入れる内蔵ポンプはExpedやmammutの手押しポンプがあるが結構
疲れるし、収納サイズを大きくする要因なのがイマイチ。
外付けポンプが良いが、空気が入れやすいなら吹き込み式でもOK
バルブ:ネジ式ならベースが金属が良い。
NEMOやノルフェーンはプラ、BigAgnesは金属で、前者は1,2年使っ
ているとバルブ付近の劣化で空気抜けが発生するという報告を数件
聞いた。
R値:0.7~3.0
マット購入検討、その結果
予算・性能等
実は夏用マットを別口でも注文していて、それが来るまでの繋ぎ&そのマットが
来てからの予備として購入したいので高級品でなくとも構わない。寒くなれば
Downmatを使うので、使用期間は残暑の頃までで良い。
以上の条件+今使っているマットの性能を加味した要求スペックは以下
・予算は5,000円~1万円
・R値は~2.0程度とする。
・使用サイズは180x50x50mm以上
・収納サイズはNEMO Astro Air及び、ExpedDownmat 7と同等である事
→1Lのペットボトル程度まで
・重量700g以下
・縦ビーム
絞ってみた
上記条件で探すとかなり絞られる。
KLYMIT スタティックV 9240円(naturum)
BIGAGNES クリアビューレギュラー 5,880円(amazon)
海外通販サイトのクリアランスセールでBIGAGNES エアコア+送料で9,000円位
はて?どうしたもんか…
更に探すとKLYMITの並行輸入品が7,980円で出ていた。
改めてKLYMIT スタティックV の性能を見直す。
使用サイズ:183 cm x 59 cm x 6.5 cm
R-Value:1.3
収納サイズ:12.7 cm x 22.8 cm
重量:514g
形状は斜めビーム、注入空気量は少なめ?、バルブは買ってみないと不明
日本amazonではレビューは殆ど無かったが、USA amazonのレビューではそこ
そこに評判が良かったのでコレでいいや!って事でポチってみた。
Amazonなので配送はちょっ早!
小田原AFCを出発して、本日到着
AFCってこんなところ>画像検索
使い勝手は次回記事にて~
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