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2011年10月27日 (木)

過去日記)秋の北海道&東北ツーリング 8日目(9/21)

乗船券は2等雑魚寝用なので寝袋&エアマットを持ち込んで自分用のスペースを
確保後、早速風呂へ。戻る頃には消灯時間になっていた。
寝具は快適だったのものの、同フロアのオヤジのイビキがうるさ過ぎて寝入る
まで時間がかかってしまった。荷物の中から耳栓を出し忘れたのも敗因(ノ∀`)
イビキオヤジは夫婦で乗っていて、オヤジがイビキをかく、奥さんが叩いて止め
るってのが何度も繰り返されていて、それはそれで見ていて笑えた(=´∇`=)

バイクブログ キャンプツーリングへ

すいませんが、以下は画像が多いのでロードに時間がかかります。

さて、東北の現状を見るのは今回の旅の目的の一つだったのは以前書いた通り
だが8月末に自衛隊の災害派遣が撤退し、TVでも被災地の報道が減った昨今
でも瓦礫撤去を始めとした力仕事のボランティアの募集を未だに見かける。
首都圏では殆ど報道されなくなった現地状況はどうなっているのか?
無事なところとそうでない場所の違いは?TV報道されない現実は??
そんなこんなを見るために、あえて台風直撃の現地を通るルートを選択したの
だが、心身ともに予想以上にハードな道行きになった。

八戸~利府
台風の通過記録
一つの赤点で3時間毎の位置だと思うので、通過位置はこんなもんかな
 9/21 12:00 愛知県知多半島付近
 9/21 15:00 関東西部
 9/21 18:00 福島県いわき付近
 9/21 21:00 岩手県宮古付近
 9/21 24:00 青森沖150Km?
 9/22 03:00 北海道釧路沖
台風の通過記録

八戸着(7:30)
定刻通りに八戸港到着
レインウェアを着こみながら自転車・オートバイの下船順を待つ。
前に居るのは1か月程かけて北海道を回ってきたというおじさん。
前後左右にバッグをぶら下げた本格キャンプツーリング仕様で、どこまで
帰るのかと伺ったらここが地元だそうでご家族の迎えがあるとか…いいなあ。
八戸着

下船して
雨は土砂降りと言う程ではなく、風も強くは無かった。
八戸の台所「八食センター」は9時営業開始、今行っても食事どころか開店す
らしていない。仕方が無いのでR45を見つけて南下する事にした。

岩手県久慈港(9:50)
岩手県久慈港

岩手県田老(12:40)
GPSログがちょいずれているが、左が岸壁で道の右側は土台しか残っていない家々
岩手県田老

浄土ヶ浜(13:00)
高波が危険なので浜には降りなかったが、乗船券販売所のスピーカーは壊れた
まま放置。恐らく震災当日のままなのだろう。
浄土ヶ浜

宮古(13:20)
宮古入り、雨は小降りだった。
内陸側を走っていると普通の田舎の町にしか見えないが、海岸側に出ると
瓦礫どころか土台しか残ってない状態。
宮古

宮古:鍬ヶ崎郵便局
遠目には無事に見えても近くに行くとガラスは割れドアも無し
宮古:鍬ヶ崎郵便局

宮古:ガソリンスタンド
見る影もないままに破壊しつくされたガソリンスタンド
宮古:ガソリンスタンド

陸中山田(14:00)
海側も、道路隔てた側も破壊しつくされている。
陸中山田

陸中山田

陸中山田

大槌町
三陸道への迂回路を通ったので町内は通らず

釜石(14:50)
瓦礫運搬トラック、左側の先にフレームのみ残った家屋が見える。
瓦礫運搬トラック

釜石:釜石大観音
釜石大観音

釜石:横断幕
道路の横にはがんばろうの横断幕があったが、気仙沼の友人(今回は会って無い)が
以前言っていたことなんだが…
「何もかも流されて何も無くて何を頑張ればいいのか…」なんて話も聞いた。
横断幕

大船渡(16:00)
写真のトラックの上側に黄色っぽい看板が銘菓かもめの玉子で有名なさいとう
製菓の本社ビルだが、目の前の道路は地盤沈下と台風の影響で20cm以上
冠水していた。
大船渡

大船渡駅前
鉄筋の大きな建物以外は瓦礫の山、雨の中でユンボが瓦礫を片付けていた。
大船渡駅前

陸前高田(16:25)
ようやく陸前高田に到着
陸前高田

陸前高田:高田松原公園横
この海沿いの道は高く土嚢が積み上げられている。
この写真のちょい手前で土嚢の向こう側が見れる少し高い土地があったのだけど
そこから見た景色では、海面と道路の高さが殆ど変らなかった。陸前高田は地盤
沈下が激しかったとの事なので、土嚢を積まないと冠水してしまうのだろう。
陸前高田:高田松原公園横

気仙沼(16:50)
R45を走っていると津波の爪痕が無いように見えるのだが、国道から一歩海側に
入ると、そこに町は無かった。
国道から200m程海側に行った鹿折歩道橋
鹿折歩道橋

気仙沼:鹿折歩道橋を背に
270度パノラマで撮影してみたが、瓦礫しかなかった
写真中央の立て札には、「この先冠水のため一般車両通行止め」と書いてあった。
気仙沼:鹿折歩道橋を背に

歌津(17:37)~利府
歌津で20~30cmの冠水だったが、この先の志津川まで進んだ時点でR45通行止
三陸道に迂回するも鳴瀬奥松島で通行止め
歌津

道の駅上品の郷(19:00)
仙台まであと50Kmと迫ったが、台風直下の強風でまっすぐ走れなかったので
道の駅へ緊急退避!!
しかし駅の中に入りたくとも、バイクを放置すると強風で倒されそうだった
ので諦めて建物の裏で跨ったままに風の止むのを待った。
風が弱くなったころ合いを見計らって給油もしておいた。これで関東までは
給油の心配は無いだろう。

利府バイパスへ
海岸沿いは冠水でいつ通行止めになるか判らないので、県道経由で利府バイ
パスへ抜け仙台に入った。

仙台~国見
仙台市内(22:10)
風は道の駅の時程ではないが、道路冠水の上に雨も止まない。
段差がまったく見えずに転倒Σ(゚Д゚)
幸いに通りすがりの人に起こすのを手伝って頂き、セルも一発始動
荷崩れも無く、フロントに付けているスマホ、バイクナビも問題無しなので
そのまま出発し、R4に入った。

阿武隈川を過ぎてから
いきなり渋滞が始まった。
実はこの時点で東北道が通行止め、海沿いを通るR6は南相馬以南が通行止め
R4の裏道があるらしいのだがこちらは冠水で通行止めで、唯一南下できるR4に
車両が集中してしまったそうだ。
ここから福島県への県境を越えるまで延々と40Km以上のトラック渋滞が発生して
いた。すり抜けも限度があるので、可能な限り裏道を抜けた。

国見峠まであと少し(25:20)
宮城と福島の県境、東北道の国見SAがある辺りまで来た。
台風一過の空はオリオン座が綺麗に見えていた。

今日のここの路肩で野宿とする。

本日のルート
本日のルート


P.S.
東北の状況を伝えるのにどうやってまとめれば良いか悩んで校了が遅れた。
GPSログと写真を照らし合わせてマップ付きにして見た。
東北の状況を伝える一助になればと思う。

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