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2008年1月 5日 (土)

年越し宗谷岬:挑戦したいと思っている人へ

宗谷岬で年越ししてみたいですか?

ぶっちゃけた話をするならば、多少の体力は必要ですが、
やる気と装備を揃えられる金があれば誰でもできます。

どの位の装備と予算が必要になるのかを書いておきます。


オートバイの場合

稚内と宗谷の二日間でライダーに聞いた話をまとめています。
抜けがあるかもしれません、ご了承ください。

オートバイの装備
・オートバイ本体
 オフロード車がお勧めですが、以前オンロードバイクで来た方もいたそうです。

・ハンドル周り
 ハンドルカバーは風避けになるのであると良いそうです。
 バッテリがついていないバイクにはグリップヒーターは装着できないので
 発熱素材のインナーグローブと耐水&防寒のグローブがあると良いです。
 →購入するもの
  ハンドルカバー&グリップヒーターまたは
  ハンドルカバー&耐水防寒のグローブ&発熱素材のインナーグローブ

・足回り
 アスファルト剥き出しの場所もありタイヤチェーンは切れる心配がありますので、
 スパイクタイヤがお勧めです。
 ただし道交法では125cc以上のバイクのスパイクタイヤは違法となります。
 スパイクタイヤは自分で作っても、買っても良いです。
 詳しくはNorthBBSを参照すると良いでしょう。
 スクーターは車種によっては、車のスタッドレスタイヤを履かせる事が
 可能なようです。
 →購入するもの
  スパイクタイヤを買うか
  タイヤ、スパイクガンとピンを入手して自作

・エンジンまわり
 氷点下での長時間走行時には、キャブレター内部の水分が氷結してエンジンが不調となる
 "アイシング" という現象が発生します。
 ガソリンに水抜き剤を入れると、この現象の低減効果があるそうです。
 -10度以下になる事が無ければ、プラグやオイルは普通のものでも大丈夫らしいです。
 →購入するもの
  水抜き剤

・バイクカバー
 駐車しているうちに雪が積もってしまうことがあります。
 バイクカバーは忘れずに!

服装
基本は、インナー、ミッド、アウターの3レイヤーで考えましょう。
雨風が侵入する場所を減らして、ミッドレイヤーで保温が基本となります。

インナー
 下着
 普段着でよいらしいです。
 →新規に購入する必要はない

ミッドレイヤー
 保温性の高いものが必要ですが、お金はそれほど掛けなくても良いようです。
 ユニクロのヒートテック、エアテック辺りがお勧めらしいです。
 →フリースのセーターでも保温できるので、フリースもヒートテック等も持って
  居なければ新規購入が必要

アウター
 防水・防風に優れたもの
 一番お金をかけて欲しい所です。
 ジャケットはモンベルのランドクルーザージャケットが良いようです。
 オーバーパンツも履きましょう。
 →購入するもの
  状況に応じて、ジャケットの購入が必要


 バイクはフルフェイス&ネックウォーマーがあると良いようです。
 →購入するもの
  状況に応じて、ネックウォーマー等の首筋の防寒装備が必要

自転車の場合
自転車の場合は、自分の経験と宗谷で聞いた話をまとめました。

自転車の装備
自転車本体
 MTBでもランドナーでもシクロクロスでも好きなのでどうぞ
 以前は折りたたみ自転車で来た人も居たそうです。

タイヤ
 NorthBBSを見ると、スパイクタイヤ無しでも行けたとの報告もあるようですが
 安定した走りを期待するなら、スパイクタイヤは必須でしょう。
 ネット通販取り寄せすると楽ですね。10月辺りから早期予約できる店もあるようです。
 スパイクピンが多い程値段は高いです。
 自分は700cの106ピンを購入しましたが、前後で12,000円程度でした。
 →購入するもの
  スパイクタイヤ
  私は自転車パーツ販売 FATSさんで予約購入しました。
  早期予約で割引きしてもらいました。

ビンディングペダル
 無しでも行けると聞きました。
 自分の場合は、コケかけても固定した足で強引に漕ぎ続けてリカバリできたのが2回ありました。
 →特に無くても大丈夫

服装
自転車も基本は、3レイヤーです。
インナー
 自転車の場合、走ると汗をかいて、止まると汗が蒸発して急速に寒くなりますので速乾素材の
 機能性下着がお勧めです。
 →購入するもの
  フェニックスのデオシームシャツがお勧め

ミッドレイヤー
 ユニクロのヒートテック、エアテック辺りがお勧めらしいです。
 バイクと同じですね。
 →フリースのセーターでも保温できるので、フリースもヒートテック等も
  持って居なければ新規購入が必要

アウター
 防水・耐風はバイクと同じですが、ペダルを踏みやすい軟らかい素材がお勧めです。
 →購入するもの
  保温がしっかりしていれば、レインウェアでも行けます。
  上下セパレートのスキーウエアなら安く済むかもしれません。


 ヘルメットはあっても無くてもいいですが、ゴーグルとマスクになるようなものが
 あると寒く無いです。目出し帽なんかお勧めです。
 →購入するもの
  スキー用ゴーグルで十分
  耳あて、ネックウォーマーがあると良いです。

自転車&バイク共通
宿泊装備
テント
 冬山に使えるタイプは耐風性があり、ある程度寒さも凌げます。
 ツーリングテントでも行けますが、強風時の保障はしません。
 モノポールテントで夜を過ごしたツワモノもいるそうです。
 スコップはあったほうが良いらしいです
 ペグは地面が見える範囲ならアルミかスチールペグ、
 見えない状態かペグが打てないならアンカー代わりに雪に埋めます。
 今回は雪を掘り下げると凍結していない地面が見えたので、スチールペグを打ち込みました。
 雪山でのテント設営等を検索すると良いかもしれません。
 冬山用のテントだと入り口が吹流しになっていて、スカートが大きく張り出した冬用の
 オプションフライがあります。この場合は雪自体を重しにできるので耐風性が増します。
 →購入するもの
  スコップはあると便利
  テントは雪山でも耐えるものが良いですが、夏テントでも何とかなるかも
  個人的にあって便利だったのが、ペグハンマーPRO.S
  雪を掘り返したりペグ打ちするのに楽でした。

寝袋
 厳寒地用のものがお勧めですが、衣類を着込んでからスリーシーズン用に潜り込んでも
 大丈夫なようです。
 足元が冷えるのでフットウォーマーがあると便利(靴下でもいける)
 →購入するもの
  寝心地を優先するなら、厳寒地用の寝袋が良い
  コストパフォーマンスを考えるならナンガがお勧めです。

マット
 地面からの熱のシャットアウトに必要
 エアマットでも銀マットでもOK
 →購入するもの
  エアマットか銀マット




参考装備
私(自転車)の装備
自転車
 ランドナーにスパイクタイヤ装着(700Cx35/106Pin)


 目出し帽で顔全体(特に耳)をカバー
 ネックウォーマーで首周りをカバー
 これらを押さえるようにヘルメットで保護
 スキー用ゴーグルで目をカバー


 発熱素材のインナーグローブの上に
 ゴアテックス素材のバイク用グローブ
 (バイク用品店の在庫処分で500円位で買ったもの)

上半身
 速乾性素材の下着に、綿のドレスシャツ、フリースのセーター
 これらの上にスキーウェア

下半身
 発熱素材の靴下に、冬用のSPDシューズ、綿素材のスラックス
 スラックスとSPDシューズをカバーするように登山用スパッツ
 この上からスキー用のオーバーパンツ

Aさん(自転車)の服装
自転車
 ランドナーにスパイクタイヤ装着


 耳をカバーできるヘッドバンド
 スキー用のマスクで顔の下半分をカバー
 スキー用ゴーグルで目をカバー


 耐風・耐寒のグローブ

上半身
 普通の下着に、シャツにユニクロエアテックのセーター
 これらの上にレインウェア

下半身
 普通の靴&靴下に、オーバーパンツ

Bさん(オートバイ)の服装
バイク
 ハンドルカバーとハンドルヒーター装備
 熱くなり過ぎる事があるそうで、ハンドルヒーターは常時つけては
 居なかったとの事


 フルフェイスヘルメット


 耐風耐寒のグローブ

上半身
 普通の下着に、シャツにユニクロエアテックのセーター
 これらの上にモンベルのランドクルーザージャケット

下半身
 バイクブーツとユニクロエアテックのインナーパンツ、
 さらにその上からオーバーパンツ


本当に冷えるのは2月頃~なので、大晦日~元旦は比較的寒くないです。
実際にチャレンジする時は現地の天候を十分チェックしましょう。


最後に…
今まで、やる方法について書いてみました。
もしもコレを見た人が挑戦して行き当たりばったりでも行って帰ってこれるかもしれないし
想定外の出来事で挫折するかもしれません。

上に書いた装備品は最低限のものです。
不安があれば、装備をより充実させましょう。

無茶無謀だけはしちゃいけないよ(=´∇`=)

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